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Blog Detail足の小指の付け根が痛い!
2018.05.03
足の小指の付け根の痛みを解決するには?
靴と足の小指の付け根が、すれて赤くなってしまったり、タコができていたりして靴が当たって痛い!というご相談を多く受けます。
その症状は「内反小趾」かもしれません。外反母趾は有名ですが、これはその小指バージョン。親指ではなく、小指の付け根が外側に出っ張ります。それで、靴とその出っ張り部分があたるようになり、痛みはじめるのです。
合ってない靴を履いているからだろう、そう考えると思いますが、合っている靴でもその症状は起こります。
今回はその解決法をお教えいたします。
足の小指の付け根の痛みを解決する方法は?
足のアーチバランスの崩れがトラブルの始まり
足のトラブルの原因は「アーチバランスの崩れ」が関係しています。
「足を支える3つのアーチ。それが崩れると・・・。」
足には、内側縦(いわゆる土踏まず)、外側縦、横という3つのアーチがあります。
内側縦アーチが崩れてしまった状態を偏平足といい、横アーチが崩れて足幅が広がってしまった状態を開張足といいます。どちらも、それ自体が大きな問題や障害になるわけではありませんが、この2つのアーチが崩れてくると、外反母趾・足裏腱膜炎・アキレス腱炎・シーバー病・タコやマメなどの足の痛みの原因になりかねません。トラブル回避のためにも自分の足のアーチの状態を知りましょう。
足に合った靴選びとインソール
1番簡単な方法は、足に合った靴で足裏のアーチをサポートしてくれるインソールを入れることです。騙されたと思って一度トライしてみてください。これだけで、痛みは驚くほど軽減されます。ただインソールは足と歩行のバランスに合ったものでなくてはなりません。専門家に相談することをオススメします。
内反小趾になる人の足裏の多くは、アーチがなく真っ平らで横アーチの潰れています。このような足はアーチがない分、横幅が広がり、靴からの圧迫を受けやすくなってしまい小指の付け根が圧迫されて赤く腫れたりタコやマメができるようになることもあります。
インソールを入れることによってアーチを作り出せば、足の横幅の広がりが抑えられ、靴からの圧迫が軽減される、というわけです。
痛いからと言って幅広の靴を履くのは逆効果!
あまりにも小指が痛いから、幅の広い靴にしよう・・・これは誰もが考えることです。けれどこれ、実はNG行為です!自分の足の幅より余裕のある靴は、概してサイズが大きいもの。そんなブカブカ靴を履いてしまうと靴の中で足が動いてしまい、小指が当たったり、すれて赤くなったり、タコの原因になってしまいます。やはり靴は、自分の足に合ったものを選ぶのがベスト。そのうえで、小指が当たるようであればインソールで調整すると良いでしょう。
小指の付け根が赤く腫れてしまった!
小指の付け根が靴にあたって痛いんです!赤くなって腫れているし・・・これって「内反小趾」ですよね?
合っている靴を選びたいんです。それからインソール調整も・・・というご相談。
いつも通り足を計測します。
左: 22.2cm 右: 22.1cm
荷重時:左: 2E 右: 2E 非荷重時:左: B 右: B
そして履いて来た靴は24cmでした!大きすぎ!
23.5㎝も履いたそうですが、小指が当たって痛いから1つサイズを大きくしたそうです。それダメー!!ですよね。
次に足をチェックしてみると・・・
小指の付け根が真っ赤でタコになっています。
足のサイズに合う靴にして、歩行チェックし、インソールで調整しました。
これでバッチリですかね。
でも使っていてまだ小指が当たるようならまた調整できます。
ご使用後のメンテナンスも可能です。
当店は「靴と足の専門家」シューフィッターが足の計測を行い、靴選びのお手伝いをしています。また、「足と歩行バランスの専門家」フットケアトレーナーがインソール作製をしています。
良かったらご相談ください。