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Blog Detail靴にも賞味(消費)期限があります!

2016.06.19

靴にも賞味(消費)期限があるのをご存じですか?


実は食べ物と同じように靴にも賞味(消費)期限があるんです。

 みなさんは靴をどのくらいのサイクルで買い替えていますか?

 

 

 
 

靴にも賞味(消費)期限があるってご存知ですか?

本などにはアウトソールが減ってミッドソールが見えてきたら交換時期だと書いてありますが、その観点で見るときっと今お履きのどの靴もそこまでソールは減ってないように思います。
 とはいえ、 シューズの寿命はソールの減りだけではありません。 ヒールカウンターのへたりや、クッションのへたりなど、見た目にはわかりにくい部分での劣化というのも当然あります。 
 
 

ひらめきこれらは靴の賞味(消費)期限が切れてしまったサインです。

 
 
 今履いている靴の履き口が新品の時と比べて、 かなり広がってないですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 前足部(アッパー)がボワ~ンと広がっていたり、外側に流れるクセがついてしまっていたり・・・靴のヒールが内側や外側に傾いて、くせがついてしまっていたり・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
また、シューズの中敷き(インソール)のかかとの部分がすり減ってしまっていませんか?
これって実は1番良くないです。
それだけ靴の中で足が動いてしまっている結果なのです。
こうなってしまったらもうとっくに賞味(消費)期限が切れてしまっています。

 

 

 

 

そうすると、いろんなこと起こります。特に、競技シューズの場合は、足の裏(特に拇趾球)の水ぶくれ(マメ)ができてしまうことが多いです。そんなときは靴をチェックしてみましょう。

当店でお買い上げの子供たちは、早い子で2か月、平均すると3か月前後でシューズを買い替える子が多いです。ビックリなほど今の靴は構造上あまり長持ちしません。

 

また、インソールで足と身体のバランスを整えて、「以前は快適だったのになんか最近調子が・・・」なんてときは靴の劣化が考えられます。見た目にはそんなにダメージを受けていない場合が多いですが、足や歩行のくせが強い方は靴の賞味(消費)期限が切れるのが早いです。

 

また、ご年配の方に多いのですが、「履かないで下駄箱に何足もしまってある・・・」なんて方、けっこういらっしゃいますよね? 
素材の化学変化(=加水分解)は宿命ですので免れないでしょう。

製造から5年超えると履けなくなる危険性が高まり、10年も経つとほぼ100%ダメですね。雑な履き方や保管方をしていると、2年位でダメになってしまう場合もあります。製造された瞬間から確実に劣化は始っています。

 

靴は“ナマモノ”で、“賞味期限付き”のものだと考えましょう。

 

加水分解をしてしまった靴は、“品質保持期限”はとっくに過ぎ、“賞味(消費)期限”さえ過ぎてしまった靴ということです。10年以上前の靴は、外観上問題なくても、基本「中は腐っている」と考えてください。もし履いて崩れてしまっても、残念ながらそういうものだと自分を納得させるしかありません。

 

靴はそんなに長持ちしません! 思っている以上に長持ちしません!!

競技シューズは特に!!!