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Blog Detailシューズの寿命ってどのくらい?
2016.10.21
シューズの交換時期は?寿命は?
だんだん寒くなって来ましたね。
最近はめっきりブログを更新していませんでした。反省((+_+))です。
さて、出かけるとき、スポーツをするとき、必ず必要になるのがシューズです。
案外知らない人が多いのですが、シューズにも寿命があるの知っていますか?
また、シューズの交換時期を過ぎたまま使いすぎると起こるトラブルについてもまとまてありますので、参考にしてみてくださいね。
朝晩はすっかり涼しくなり、いよいよ秋到来って感じですね。
さて今回は靴の“消費期限”についてです。
物や食品に有効期限や賞味期限があるように、靴にも”消費期限”があります。
せっかく足にピッタリの靴と中敷を合わせて、正しい履き方や歩き方などをご案内していても、
やはり靴も消耗品という事です。
■何をもって寿命とするのでしょうか?
人それぞれ判断方法は異なると思いますが、個人的にはスポーツシューズの寿命は「サッカーではソール(靴の裏)のスタッド、ほかのスポーツではソール(靴の裏)のギザギザがすり減り、無くなってきた時」かなと思っています。
最近のシューズで多いのはソールのすり減りより、履くことによってアッパーが変形してきます。
アッパー素材自体が柔らかく足なじみの良いものになっているので、使い込むことによって靴が非常に柔らかくなってきます。
そうなると靴が足を支えてくれなくなり、ホールド性が落ちます。
こうなった状態のシューズを履いていては満足いくフットワークは期待できないし、全力でプレイした時の負荷に耐え切れずに滑りすぎてしまい、怪我をしてしまう可能性も出てきてしまいます。
ここで気になるのが
「シューズの寿命って何ヶ月くらいなの?」ということ。
この判断は結構難しいところで、スポーツに費やす時間によって当然ですがソールが減るまでの時間は変わってきます。
なので一概に「このシューズは〇ヶ月が寿命だよ」という判断は出来ないのですが、練習状況によって大体の寿命を判断することは出来ます。
以下、それぞれの状況でのシューズの寿命を大まかにですが書いておきます。
ただこれはあくまでも個人的な判断であり、グラウンド状況(土グランドなのか、人工芝なのか、天然芝なのか)や使用するシューズが変わればソールの減りも違ってくるので、参考程度に見ておいてもらえると助かります。
当店のご来店して頂ける子供たちを平均的にみると・・・
- 【週5~6日、練習や試合をやっている小学生、中学生、高校生、大学生】
⇒2~3ヶ月で替え時。大切に扱えば4ヵ月いけるかも・・。
- 【週末に試合や練習などを楽しむ週末プレイヤー】
⇒1年くらい持つ場合も。大切に扱えば扱うほど長持ちします。
ちなみに、
- 普段お履きのシューズ
⇒購入してから2年以上たった場合は、性能的な寿命を迎えていると思ってもよいでしょう。
なぜなら、シューズのクッションやソールはゴム製品で経年劣化が考えられるからです。
シューズがこうなるとアウトー!です。
シューズのかかとがすり減っている
両足ともかかとがすり減っています。
そもそも靴がブカブカで合っていないことが原因です。
これではブカブカな靴はしっかり足指を使ってけり出すことができないので、
かかとをズッて歩くことになります。
大きすぎる靴は実は長持ちしないんです!
かかとが片べりしている
左右とも踵(かかと)の外側だけが減っています。
かかとの部分がこれだけすり減ってしまっていると、
この子はどんな歩き方になるのでしょう・・・
履き口(ヒールカウンター)が広がっている
右の黄色いシューズは新品です。
黄色い靴と比べると、左のピンクのシューズは履き口がかなり広がってしまっています。
こうなると踵(かかと)のホールド性が落ちるので、シューズの中で足が動きます。
シューズの寿命はソールの減りだけではありません。 ヒールカウンターのへたりや、クッションのへたりなど、見た目にはわかりにくい部分での劣化というのも当然あります。
これらは靴の”消費期限”が切れてしまったサインです。
特に、競技シューズの場合は、足の裏(特に拇趾球)の水ぶくれ(マメ)ができてしまうことが多いです。
そんなときは靴をチェックしてみましょう。
当店でお買い上げの子供たちは、早い子で2か月、平均すると3か月前後でシューズを買い替える子が多いです。ビックリなほど今の靴は構造上あまり長持ちしません。
また、インソールで足と身体のバランスを整えて、「以前は快適だったのになんか最近また足が痛くなってきた・・・」なんてときは靴の劣化が考えられます。見た目にはそんなにダメージを受けていない場合が多いですが、最近の靴は”消費期限”が切れるのが早いです。
残念ながら、靴も消耗品という事です。