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Blog Detail何回削っても再発する魚の目やタコを改善する方法!

2018.08.24

何回削っても再発する魚の目やタコを改善する方法!


外反母趾で悩んで当店に来られる方のほとんどは、外反母趾とセットになっているかと思うほど魚の目やタコが出来ています。そのうちのほとんどの方が自分で削ったり、皮膚科に行って削ってもらったりしています。

『何回削ってもまたできちゃうんです!』

ほとんどの方は知らないので、繰り返します。

なぜなら、靴やインソールについてはまだまだその重要性が知られていませんから。

実は、今お履きの靴と足と歩行のバランスを見直すことで改善できるんですよ!

 

 

何回削っても再発する魚の目やタコを改善する方法

外反母趾で悩んでる方のほとんどは、魚の目やタコもセットで悩まれてます。

『何回削ってもまたできちゃうんです!』

こちらからしたら、「そりゃそうですよ!」という感じですが、ほとんどの方は知らないので何度も何度も繰り返すわけです。

医療機関では削ったりして痛いところを治してくれると思いますが、

根本的に自分の足と向き合わない限り再発します。

 

外反母趾で悩まれていて、その上何度削っても足裏に魚の目やタコができてしまうという方、

しかも痛くて靴が履けなかったり、長時間歩くのは無理・・・

そんな方は「今お履きの靴」と「足のアーチ」を見直すことで改善できるんですよ!

 

「足を支える3つのアーチ。それが崩れると・・・・。」
足には、内側縦(いわゆる土踏まず)、外側縦、横という3つのアーチがあります。
内側縦アーチが崩れてしまった状態を扁平足といい、横アーチが崩れて足幅が広がってしまった状態を開張足といいます。どちらも、それ自体が大きな問題や障害になるわけではありませんが、加齢などによりこの2つのアーチが崩れてくると、外反母趾、足底腱膜炎、魚の目タコマメなどの痛みを伴う足の悩みにつながります。

外反母趾の方は特に横アーチが低下して潰れてくるので足の幅が広くなります。その状態で靴選びをするのでどうしても幅広の靴、柔らかい靴を選びがちです。

 

原因は「合っていない靴」と「足のアーチバランス」

外反母趾で悩まれている方のほとんどは、「大きめでブカブカな靴」を履いています。

当店に相談に来る方は大抵ワイド、3Eや4E以上の幅の靴を履いています。

さらに当たると痛いからといって好んで選んでいるのは柔らかい靴。

これではさらに悪化させます。

足に合ったしっかりした靴で「崩れた足のアーチバランス」を整えてあげたら少し時間はかかりますが、だんだん足裏がきれいになっていきます。

足のアーチバランスや脚のねじれを調整して「立ち方」と「歩き方」を根本から見直していかないといけません。

なぜなら!

タコやウオノメはその部分に過剰な負担がかかり続けることで皮膚を守ろうとして厚く硬い皮膚ができます。

※外反母趾の方はこんな感じで魚の目やタコができています。 

 

この箇所の負担がなくならない限り削ったとしてもまた出来るのは当然ですね。

 

その負担をかけ続けているのが足のアーチの崩れ(足首の傾き)だったり、歩行バランスの崩れだったりします。

こういう所から調整してあげない限り、タコや魚の目は削っても削っても何度も何度も繰り返してできてしまうわけです。

医療機関で足の部分だけに、サポーターやテーピングなどの処置をして一時的にマシにはなったとしても、何も根本的な問題解決にはなりません。

 

外反母趾と足裏が痛いと飛び込んできた女性の方。


整形外科に行ったらインソールを勧められたという75才の女性の方。

「外反母趾が痛いのと、足裏の魚の目とタコが削っても削ってもまたできちゃうし痛いのよー」とお悩みでした。

 

 

 

 

 

当日履いていた靴はこんな感じ。柔らかくてフニャフニャの靴。

痛くないようにあえて柔らかい靴を選んでいたそうです。

柔らかい靴では歩くときに体を支えきれないので、歩くたびにヨロヨロ、フラフラして余計な力が足にかかります。

当然体にも!膝や腰も痛くなります!

 

足のアーチバランスをチェックすると・・・

足の3つのアーチはつぶれていて扁平足で開帳足。

外反母趾の方によく見られる状態です。

 

まず、靴をもっとしっかりしたものに変えます。

当店でオススメしているのはミズノのLD40です。安定感が違います。

靴は毎日履くものです。足を守ってサポートしてくれるもののほうがいいですよね。皆さんそこに気づきません。

ほとんどの方は靴のことを軽視しています。安くて履ければいいやとか、履き脱ぎが簡単で柔らかいもの、軽いものがいいやとか・・・残念です。

 

今回の方もそうでした。だからまず、靴をしっかりしたものに変えて、次に崩れた足のアーチバランスを整えるためにインソールで調整します。いくら足に合ったしっかりした靴が選べても負担をかけ続けている足のアーチの崩れを改善しない限りトラブルは続きます。

 

 

こんなにシャキッとなってカッコよくなりました!

時間はかかりますが、魚の目やタコも少しずつ軽減していくと思います。

 

「このまま歩けないのは嫌だ」「もっと自由に歩きたい」そんなふうに考えていらっしゃる方、

「手術しかない!」と言われてしまったけど、何か他に方法はないかなと考えていらっしゃる方、

足元を根本から見直すことで変えられるかもしれません。

もしよろしければご来店ください。

何かお役に立てるかもしれません。

自分の足に合っている靴、立ち方や歩き方などは、

自分で客観的に判断するのが難しいところがありますので、一度専門家に相談してみるのがおすすめです。

当店は「靴と足と歩行のバランスの専門知識」を持ったシューフィッターとフットケアトレーナーの資格を持ったスタッフが足の計測を行い、靴選びのお手伝いからインソール作製まで行っております。

良かったらお気軽にご相談ください。