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Blog Detail【扁平足】未来の子供の足の成長を考えて…

2024.11.10

本日のご相談は5歳の男の子。

ご両親は立っている姿を後ろから見ると足が曲がっている!

『うちの子は偏平足?』と心配になってご来店。

 

足サイズは左右とも足長17.5cmでかなり細い足でした。

18cmの光る靴を履いていました。

このくらいの子どもたちは光る靴…欲しがりますよね。

でもこの子にはブカブカ!でした。

ブカブカな靴がなぜよくないのかって…大人なら想像できますよね。

でも子どもはそんなの気にしません。

ブカブカな靴はしっかり蹴り出すことが難しくなります。

足趾を使って蹴り出して進むことができないんです。

足趾が使えないと足がしっかり発達してきません!

 

前から見るとそんなに分かりませんが、

後ろから足を見てみると・・・

 

立った状態で足が左右とも内側に倒れこんでしまっています!

土踏まずがペッタンコですね。

土ふまずは、地面からの衝撃を吸収する役割を担っています。

土ふまずがないと、衝撃がダイレクトにかかるので、疲れやすくなります。

歩くとすぐ『疲れたー!』とか『抱っこー!』とか頻繁に言う子は足をチェックしてみてください。

また、土ふまずがないと足の内側に力がかかり、しっかり母趾で踏んばったり、蹴り出すことができないので、

膝が内側にねじれたり、骨盤が倒れて猫背になりやすくなります。

将来、膝痛や腰痛のリスクにもつながってしまうのです。

 

『うちの子、偏平足かも?』と気になる方は、よかったら『足ドック』を受けてみませんか。

骨格の基礎ができて成人の足と同様に足底アーチが外観上確認できるようになるのは8~9歳ごろなので、

その前に気づいてあげたいですね。

でも12歳ころまでは成長とともに変わってきますので、

あきらめなくて大丈夫ですよ!

 

足にピッタリした靴で足趾が使えるようにインソール作製しました!

これでかけっこバッチリですね。新しい靴でさっそく走り回っていました!(笑)

あ!幼稚園で毎日履く上履きにもインソール作りましたよ!