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Blog Detail最近は特に「踵(かかと)の痛み」で来店する子供たちがたくさん!

2016.09.23

子供の「かかとの痛み」・・・成長痛?


お子さんの「踵(かかと)の痛み」なんとかしてあげたいですよね?

発育期に一生懸命スポーツをしている子供たちにみられる「踵(かかと)の痛み」

 子供達は

「歩くのは大丈夫だけど、走ると痛い!」

「練習の最初だけ、または終わってから踵が痛い!」 こんなふうに訴えてきます。

 

このような踵の痛みは「シーバー病」かもしれません。

発音の問題でセーバー病とも呼ばれたりしますが、別名は「踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)」です。
成長期のお子さんの踵の痛みであれば、原因の有力候補でしょう。

※痛みがある時はまずは病院を受診してください

 

 
 

 

■夏の終わりから秋にかけて1番多いのが、「踵(かかと)の痛み」です。

なぜなら、1番疲れが出やすい時期だからです。

夏休みも終わり新学期!・・・

夏の遠征や合宿の疲れが残る中、運動会の練習が始まり、

陸上記録会の練習も始まり、そのうえマラソン大会の練習までこれから増えてきます。
1年で一番疲れが出る時期ではないでしょうか?

 

 

そしてこの時期に多いのが足の痛み、特に「踵(かかと)の痛み」です。

小学生ぐらいのスポーツをするお子さんで、 踵が痛いといってお医者さんに行くと、

「シーバー病」と診断されることがあります。別名「踵骨骨端症」ともいわれています。

 

なぜ、踵(かかと)が痛くなるの?

発達段階の子供は、踵の骨の先が成長軟骨(柔らかい骨)で出来ています。

「走る、ジャンプする、踏ん張る」などの力を入れる事で筋肉はギュッと縮まります。

筋肉がギュッと縮まる度に、踵の柔らかい骨を、「アキレス腱(ふくらはぎの筋肉)」や「足底筋膜(足の裏の筋肉)」が引っ張ります。

痛みは、骨の周りについている薄い膜(骨膜)が引っぱられ続けて、炎症が起こる事で引き起こされます。

 

そのため、ジャンプを繰り返すバレーボールやバスケットボールなどのスポーツでは、常に踵(かかと)に大きな衝撃が加わるので、その衝撃によって痛みが出やすくなります。

また、フィジカルトレーニングや、部活動のランニングなどでも、靴が足にフィットしていないと踵へストレスが継続的に加わるので、痛みにつながります。たとえサイズは合っていても「しっかりしたシューズ」でなければ、頑張って練習をやればやるほど足や体に負担をかけてしまいます。

 

踵(かかと)の痛みは1回の衝撃やケガによって発症することは少なく、 明らかな原因が無い中で、練習中や試合の終わったあとに痛みを訴えることが多いようです。

痛くて踵をつけることができないような状態になることもあります。

また、サッカーではトレーニングシューズやアップシューズで練習しているときはさほどでもないのですが、 スパイクを使用中には特に突き上げによる痛みで、さらに痛みが増強するということもあります。  

 

踵(かかと)の痛みの対処法は? ※痛みがある時はまずは病院を受診してください

まず病院に行くなら診療科は整形外科になりますが、もちろん病院に行ったからと言って治るものではありません。
原因を特定するのにはまずは病院へ行かれることをおすすめします。

シーバー病の一番の対処法、それは疑うことなく「安静」です。
安静以上の対処法はありません。

スポーツをしている子であれば、少しでも練習を休みたくないという子もいるでしょうが、

痛みが引くまででなく、痛みが無くなってもしばらくは練習を中止するのが一番の策です。

一時的に練習をお休みして運動を控えて様子を見ることで、自然と痛みは楽になってきます。

 
しかし、痛みを我慢して練習する子供たちってけっこういます。
親御さんももしかしたらそうさせてしまっているのかもしれません。
なぜなら・・・
  • 休んだらレギュラーになれない
  • 試合に出たいから言わないでおこう
  • サボってると思われるのは嫌だ!

こんな感じではないでしょうか?

 

痛みを我慢しながら練習するようになると、痛みを慢性化させてしまい、 残念ながら早期回復はのぞめなくなってしまいます。

早期からの適切な対応が、早期回復のカギです。

 

インソールで対応する

 

「スパイクの衝撃」「足のアーチの崩れ」が踵の痛みの原因に繋がるのであれば、衝撃を和らげ、アーチをサポートするのが有効です。

その為のツールが、インソール(足底板、中敷き)です。

その前に、「今履いているシューズがお子様にきちんと合っているか、適切なものを選べているか」が重要になってきます。

バランスショップ キック・オフは痛いところだけに目を向けるのではなく、痛みや不調の原因がどこにあるのか見極め、

根本的な部分から見直す足と靴と歩行を中心としたトータルケアのお店です。

 

今週もかかとの痛みの相談がたくさん!

踵が痛いので靴から見直そうかということで、ご来店された小学4年生の男の子です。

左右の踵の痛みがあり、特に右足のほうが痛みが強いそうです。

左の写真では荷重が右足の踵にのってしまっています。

さらに右足のほうがつま先が外側に・・・トゥアウトしています。

 

足の計測をすると、足長は右足22.0㎝ 左足21.8㎝

今まで履いていたトレーニングシューズはなんと22.0㎝です。

これでは靴の中で足趾は手(グー)グー状態!

しっかり踏ん張ることができなくなってしまいます。

また、NIKEのトレーニングシューズは靴ヒモをしばったまま履き脱ぎしています。これではプレーしたときに靴がゆるゆるで余計に足や体に負担をかかてしまいます。

そのうえ青いスパイクのほうは靴ヒモが最後まで通っていません!履き脱ぎがしやすいからとこのようにしている子も多いと思いますが、これではかかとがパカパカで脱げやすくなってしまうので、無理なストレスが加わることでさらに足に負担をかけてしまいます。

 

 

 

 

シューズを適正なサイズにして足のアーチバランスを整えて、足趾(ゆび)が使えるように、踏ん張れるようにインソールを調整をしました。

靴ヒモもきちんとできています。

これで元気にサッカーできるといいなと思います。

 

 
 
 

 

インソールを作る作らないとかは関係なしに、足の測定のみなら無料で行いますので、このブログを見てくださった方で足を測ってほしいということであればお気軽にお越しください。

 

足のトラブルを防ぐには、適正な靴選びが大切です。まずは足趾がしっかり使えるよう、サイズの合った靴、足に合ったしっかりした靴を選んであげてください。

 

大事なのは足を守るということです。

 

お電話で靴のことやインソールのお問合せの際は、

ホームページを見て・・・とお伝えください。

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